あす投票
日本共産党の小池晃書記局長・参院議員は17日、19日投票の東京都杉並区長・区議補選の応援に駆け付け、岸本さとこ区長候補(47)、増田さちえ区議候補(52)とともに「選挙勝利で公共を取り戻そう」と呼びかけ、聴衆から歓声と拍手が起きました。
共産党、立憲民主党、れいわ新選組、社民党、生活者ネット、緑の党、新社会党の推薦を受けた岸本氏は党が掲げている『やさしく強い経済』はだれが考えてもまっとう。杉並区バージョンで考えてみよう」と語り掛け、国は1800億円の予算、公共施設の購買力があると指摘。これらを地元で使い地元の経済力を強め、公共の力を回復し、住みやすい杉並を作ろうと訴えました。
共産党の新人、増田氏が「区民を大切にする区政に切り替える」と訴えました。
小池氏は、日本では民営化、外部委託が進められているが、世界では民営から好況に戻すのが流れだということを公共政策の研究者である岸本氏から聞いたことを紹介。児童館や高齢者の活動の場であるゆうゆう館廃止、学校のプール民営化を進める区政を批判し「選挙勝利で世界標準の杉並をつくろう」と訴えました。
また、物価高のなかで岸田政権が国民一人当たり4万円にあたる軍事費5兆円を増やし、年金は下げ、高齢者医療費は負担増にしようとしていることを批判。「選挙勝利でこういう流れにノーを示そう」と力を込めました。
(「しんぶん赤旗」2022年6月18日付より)