若者 気候正義が政策に / 東京・山添候補 「FFF」と懇談

気候危機について若者と懇談する山添氏(正面右)〜19日、東京都内

日本共産党の山添拓参院議員・東京選挙区候補は19日、党本部で、東京で気候変動に立ち向かう若者グループ「フライデーズ・フォー・フューチャー(FFF=未来のための金曜日)東京」と懇談しました。党の政策に共感が寄せられました。

FFFは参院選での気候変動の争点化を要請しました。

山添氏は、「平和と暮らしのかかった参院選で、エネルギー価格高騰による暮らしへの圧迫の軽減のためにも気候危機問題は重要」だと指摘。党の「気候危機打開のための2030戦略」を紹介して30年までに石炭火力ゼロ、省エネ・再エネによる温室効果ガスの最大6割削減の目標値を説明しました。

参加者は「水素・アンモニアの活用をいう政府の姿勢は?」「太陽光・風力発電はどう増やす?」「温暖化被害の不平等に対しては?」など、次々に質問。山添氏は「石炭火力の延命策で、世界に逆行する姿勢」「再エネは地産地消・小規模分散型で」など、丁寧に回答し、「大本の大企業中心の政治を改める。皆さんの声を国会に届け、気候正義を含めた『正義ある政治』を実現させる」と表明しました。

FFFのメンバー(大学2年)は「とても『気候正義』が理解され政策に生かされていて、すごくうれしい」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2022年6月21日付より)

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