東京23区 来年度から18歳まで所得制限なし医療費無償

共産党議員団繰り返し要求

東京23区の区長でつくる特別区長会は21日、18歳までの医療費を2023年度から、所得制限を設けず無償化する方針を明らかにしました。中学生までの医療費は、23区は都の助成に財源を上乗せして、所得制限なしで無償化しています。

都は所得制限と通院1回200円の自己負担を設けて助成する方針でしたが、各区が自主財源を上乗せし全員無償化するもの。

日本共産党の都議団と各区議団は、18歳まで医療費を無償化するよう繰り返し求めてきました。都議団は18年6月と昨年12月の都議会に、18歳まで所得制限なしで無償化する条例案を提出(自民党、都民ファーストの会、公明党、維新などが否決)していました。

共産党の白石たみお都議の話 子どもの医療費が18歳まで無償化されることは区民にとって大事な前進です。同時に、財政力の弱い多摩・島しょの市町村では、所得制限や自己負担が残ることになります。都は財源を区市町村任せにせず、全ての子どもの医療費を無償化すべきです。この立場で引き続き頑張ります。

(「しんぶん赤旗」2022年6月23日付より)

 

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