切実な声に耳傾ける政治こそ 山添候補 駆け巡る

大激戦の東京選挙区

支援者とグータッチする山添拓東京選挙区候補(正面)=25日、東京都町田市

当落線上で激しく競り合う日本共産党の山添拓参院議員・東京選挙区候補は25日、小金井・三鷹・調布・町田・八王子・日野の都内6市7カ所で、大学生から出された核廃絶や気候危機対策などの切実な願いにもこたえ、街頭で訴えました。

各街頭宣伝で都議・市議らは、住民アンケートなどで聞き取ってきた「年金減らされ生きていけない」「子育て費用が高すぎる。この国のどこが豊かなのか」などの声を紹介。山添氏はこれに答える形で、「一つひとつの声が深刻で、日々の生活に精いっぱいだ。この声に耳を傾けない政治を変える一票を託して」と強調しました。

また、安倍晋三元首相や日本維新の会の主張する「核共有論」を「許しがたい」と批判。核兵器禁止条約第1回締約国会議(23日閉幕)が採択した「ウィーン宣言」を紹介し「核で相手を脅す核抑止力はやめよというのが世界の流れ。条約に参加し、核兵器廃絶の先頭に立つ政府をつくる。核なき世界への願いは日本共産党に」と呼びかけました。

三鷹駅前(三鷹市)で、フリーランスの50歳女性は「消費税が重くのしかかり、インボイス(適格請求書)制度も耐えられない。山添さんを押し上げたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2022年6月26日付より)

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