訴えに広がる共感 東京選挙区・山添拓候補

「宝の議席」広げに広げ

日本共産党の山添拓参院議員・東京選挙区候補は26日、練馬・豊島・新宿・世田谷・渋谷・中野の都内6区7か所を駆け巡り、小池晃書記局長、市田忠義副委員長らの応援を受けて訴え。各所で写真や動画を撮る人や立ち止まって聞く人などで聴衆の輪が広がりました。

山添拓選挙区候補(右)の必勝を訴える小池晃書記局長=26日、東京都豊島区

山添氏は、参院選後の「早期改憲」を目指す自民、公明、維新、国民民主の勢力を批判。軍事費倍増など「平和のための軍拡などありえない」として、「憲法9条を生かした対話と協力の東アジアの構築こそ平和の道だ。暮らし、平和に徹底的に憲法を生かす政治に変える」と訴えました。

小池氏は、池袋駅前で、「山添さんは当落線上。このかけがえのない議席を絶対に失うわけにはいかない。『比例は共産党』『東京選挙区は山添拓』と広げてください」と強調。4月の実質賃金がマイナス1・7%となり、「物価高騰に賃金が全く追いついていない」として岸田政権の無為無策を批判し、消費税5%への減税、大企業への内部留保課税による賃上げなど党提案の「やさしく強い経済」の政策を紹介。「共産党の比例躍進と、山添さん勝利で東京から暮らしと平和を守ろう」と呼びかけると大きな拍手が起きました。

小池氏は北区でも、吉良よし子参院議員とともに訴えました。

山添拓東京選挙区候補(右)とともに訴える市田忠義副委員長=26日、東京都練馬区

市田氏は練馬区で「戦争か平和かがかかった選挙。党をつくって100年、反戦、自由、民主主義を貫いてきた共産党を伸ばしてほしい」と強調。山添氏の国会論戦を「理詰めで相手を追い詰め、国民の願いを実現してきた。相手が反論すれば二の矢、三の矢を継ぎ、相手がかえって墓穴を掘る。東京の宝だけでなく日本の宝の議席」と紹介。「一人ひとりの行動が結果をつくる。頑張り抜いて勝利を」と訴えました。

訴えを聞いた男性(52)は「数年前まで政治に関心がなかったが、憲法9条を生かす政治などまともな主張をしているのは共産党しかないと思う」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2022年6月27日付より)

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