当落線上の大激戦 憲法守る共産党 山添候補勝利を
日本共産党の小池晃書記局長は27日、東京都武蔵野市の吉祥寺駅前で街頭演説し、参院選比例の5議席必勝とともに、東京選挙区で当落線上の大激戦の山添拓候補を押し上げ、憲法が掲げる「自由と平和」をこの国に実現させようと訴えました。都内の大学生も応援スピーチし、買い物袋などを手に足を止め聞く人の輪が広がりました。
小池氏は山添候補について、国会で予算委員会や法務委、憲法審査会などで労働、医療、ジェンダー平等などあらゆる課題を国会で追及してきたとして「二刀流どころか三、四、五刀流。鋭い追及で、質問がまるで法廷ドラマのようと評価されている」と紹介しました。岸田文雄首相が主要7カ国(G7)会合に出席し、5年以内の防衛力の抜本的強化、軍事費の増額を表明したとして「日本が平和国家でなくなると世界に宣言するようなものだ」と批判。9条改憲、軍事費増額の大合唱のもと、「戦争しない国を守り抜くのか、世界に向け日本は戦争する国になると宣言するのかが問われる選挙。『憲法が希望』と、9条守る先頭に立つ山添拓候補、共産党をどうか勝たせて」と呼びかけ、拍手に包まれました。
小池氏は、深刻な物価高騰のもと自民党の茂木敏充幹事長が「消費税減税したら年金財源を3割カットしなければいけない」などと脅迫していると批判。「減税していないのに年金は今月からカットだ。軍事費2倍の財源は言わずに身勝手で無責任だ。富裕層や大企業減税をやめれば消費税減税はできる。共産党勝利で、消費税減税、インボイス制度は撤回させる選挙にしよう」と訴えました。
山添候補は、「みんなが上げた声を国会に届けて政治を前に進めてきた。共産党の躍進で憲法が希望の政治を実現しよう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2022年6月28日付より)