次期杉並区長・岸本聡子氏の応援演説
3日の中央区・銀座で、岸本聡子・次期杉並区長が行った山添拓東京選挙区候補の応援演説の要旨は以下の通りです。
山添拓さんに国会に行ってもらわなければならない。私は、私として主権者として、一票以上のことをしなければならない。やらなかったら後悔すると思い、駆け付けました。
私には息子が二人います。ヨーロッパの大学に通いましたが、もし日本にいたら国公立大学に通わせることはできませんでした。学ぶ人が罰せられる社会に希望や未来がありますか? 高等教育は国民みんなの利益です。学ぶ人が罰せられるのではなくて、学ぶ人に投資する。そういう日本を日本共産党と山添さんと、一緒につくりたい。
軍事費2倍ではなくて、やらなければいけないことがたくさんある。地方自治は暮らしと命を守る最前線で、最後のとりでです。高等教育の入学金・授業料の減免、小中学校の給食費の無償化、最低賃金時給1500円、消費税減税とインボイスの廃止、脱原発、ジェンダー平等、多様性を認めること。この当たり前のことを国がやってくれたら、地方自治体はもっと野心的に人権を守り、働く人を守り、地域経済を守ることにエネルギーを注ぎ込むことができます。
政権交代をしなければいけません。ジェンダー平等で最後進国になってしまった日本。時代がこんなに変わっているのに国会が変わらない。
新自由主義は地域経済を壊して、公共サービスを解体して働く人を対決構造に持ち込む。それが30、40年続いた。公共の再生を地域からやっていきます。
地方自治体が民営化や民間委託をすれば国は交付金を出す。これに対抗していくことは本当に大変です。でも社会正義を絶対にあきらめることはできませんよね。
憲法が、希望です。軍事優先の政治ではなく、生活優先の政治を実現する。憲法を変えるのではなく、憲法を暮らしに生かす。主権者として、憲法を学び、子どもたちに伝えていく。このたゆまぬ努力を私は皆さんと一緒にやっていきたい。環境と平和、子どもたち、若者、働く人、みんなを守るために、山添拓さんを絶対に、絶対に国会に送り出しましょう。皆さん頑張りましょう。
(「しんぶん赤旗」2022年7月4日付より)