党都委員会・後援会 総決起集会
日本共産党東京都委員会と都党後援会は4日、残り1週間を切った参院選で総力を挙げて比例100万票以上の実現、東京選挙区での山添拓候補の議席の絶対確保を勝ち取る「二つの任務」を必ずやり遂げようと、総決起集会を都内で開きました。
山添氏が必勝の決意を表明しました。
田辺良彦党都委員長が報告。各党が総力を挙げる中、東京選挙区は「事実上の山添シフト。山添候補は最後の1議席を僅差で争っている」と強調。党と後援会の奮闘はあるものの、対話・支持拡大をはじめとする取り組みは、100万票を実現するテンポに大きな距離があると指摘し、「現状では自公や補完勢力を上回っていない。山添候補の議席はどんなことがあっても絶対に失うわけにいかない。『山添は大丈夫。何とかなる』を払拭(ふっしょく)し、事態打開に全力を尽くそう」と訴えました。
「軍事費2倍化」への怒りや「内部留保課税で消費税減税、最低賃金時給1500円」など論戦で鮮明になった党と山添氏の値打ちを語り抜き、▽街頭宣伝で他党を圧倒する▽リアルでもネットでも担い手を広げ、支持拡大の遅れを打開する▽党勢拡大▽棄権防止活動の準備を進める―ことを提起。「反戦平和を貫いた100年の歴史の誇りにかけ、やるべきことをやり尽くし勝利しよう」と呼びかけました。
各地区・分野の代表が「四方八方から『山添は大丈夫』の口コミが行われる一方、党への期待と反響も強い。活動の規模とテンポを広げていく」(新宿地区)などと発言しました。
山添候補の決意 大激戦を勝ち抜く
連日の猛暑の中、ご奮闘される皆さんに敬意と感謝を申し上げます。最後の1議席を争っています。必ず勝ち抜きましょう。
各地の街頭演説で、多くの方にお集まりいただいています。グータッチをして回りますと、初めは「頑張って」「応援してます」という声が多かったのですが、最近は「私も頑張ってます」と言われることが大変増えました。多くの方に決起を広げていただきながら、共にたたかう実感がありうれしく思います。
同時に、6位あるいは7位で追う状勢、文字通りの当落線上です。私も朝5時半から駅前で訴えています。金曜日のこんばんは宣伝には80人が参加、事務所のボランティアには多くの人にご登録いただいています。これまでを超える動きを作り、党と山添拓の姿を示して、大激戦を必ず勝ち抜きましょう。
自民党の山際大志郎経済再生担当相が「野党の人から来る話はわれわれ政府は何一つ聞かない」と話したと報じられました。この政権が「聞く力」を売りにしてきた。笑止千万です。こういう政治を終わらせ、国民の願いをまっすぐ届ける議席がさらに必要です。この議席を勝ち取るために力を合わせましょう。最後の一週間頑張りましょう。
(「しんぶん赤旗」2022年7月5日付より)