何としても押し上げて 山添候補、力込め

最後の1議席 僅差で争う

若者とともに訴える山添拓候補=6日、東京都新宿区

日本共産党の山添拓参院東京選挙区候補は6日、板橋区、豊島区、新宿区などを駆け巡り、「東京選挙区で最後の1議席を僅差で争っている。何としても押し上げてほしい。比例は共産党を伸ばして」と力を込めました。

山添氏は自民党閣僚の「野党の話は聞かない」発言に触れ、「国会の質疑を何だと思っているのか。批判や異論に応えないから、まともな物価高対策も取れない」と批判。株高頼みでなく、大企業の内部留保に課税し、消費税減税や最低賃金時給1500円で実体経済を温める共産党の提案を示しました。

学費が高く、大学を卒業すると数百万円の奨学金という借金を背負う実態を告発。「国会で学費半減を迫ると、首相は『優先順位』を理由に拒否するのに、軍事費倍加は財源も示さず進める。国民の願いが届く政治に変えよう」と呼びかけました。

新宿区の早稲田大学正門前では学生2人も「共産党と山添さんは理不尽な校則や性暴力根絶など若者の声を聞いて行動してくれる」と訴えました。

池袋駅西口で訴えを聞いた男性(20)は「アルバイトの時給が1300円。これでもおかしいと感じる。最賃1500円の主張はその通り。ツイッターを見て、山添さんはいいと思っていたが、演説を聞いて、この人に投票しようと確信した」と話しました。

(「しんぶん赤旗」2022年7月7日付より)

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