日本共産党の山添拓・参院東京選挙区候補は8日の東京・中野区での街頭演説で、同日の安倍晋三元首相への銃殺事件に対し、「暴力で言論を封じ、命まで奪った蛮行に断固抗議する。絶対に許されない」と糾弾しました。
山添氏は安倍元首相に哀悼の意を表し、「日本共産党は、民主主義は暴力に屈してはならないとの立場で参院選を断固頑張り抜く。暴力に日本社会が屈することが無いように引き続き全力を尽くしたい」と表明。「暮らしと平和に憲法を。自由と平和を貫く日本共産党の比例を伸ばし、東京で最後の1議席をわずかの差で争っている私『山添拓』にどうか1票を託して」と訴えました。
同日、山添氏は小池晃書記局長とともに町田・多摩・八王子の3市で訴えるとともに、狛江・武蔵野両市、千代田・杉並・中野・新宿の4区7カ所を駆け巡りました。曽根はじめ氏ら各都議と、市民が応援演説しました。
狛江市で、勤務の合間に山添氏の演説を聞きにきた39歳会社員は、「安倍元首相の事件はショック。民主主義を守るためにも必ず投票に行く。1票が集まって大きな力になる。山添さんには憲法を守り、インボイスを中止させてほしい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2022年7月9日付より)