11月に東京都新宿区で行われた日本共産党の参院選結果報告の宣伝で、東京選挙区から2期目の当選を果たした山添拓氏の発言を紹介します。
ご支持を頂き、応援を頂いた皆さんに心から感謝します。
参院選挙で多くの方と出会いました。街頭宣伝、選挙事務所のボランティア、勝手連の皆さんとの宣伝にも、多くの方に来ていただきました。若い世代は政治に関心がないなどと言われます。けれど多くの方が、世の中もうすこしこうなればいいと日々思っている、それをぶつけて政治を動かしたい、そういうい思いをお持ちだと感じ続けた選挙選でした。
声を上げ、ともに政治を変えようと一歩踏み出した多くの方とともにつかんだ、大事な大事な議席です。改めて感謝します。
テレビやインターネットの国会質問動画を見て日本共産党やわたしを発見していただき、政治に関心を持つようになった、と言っていただく方とも大変多く出会いました。国会中継はご覧になると結構面白いと思うんですね。大臣はまともに答弁に立たない、答弁したらちょっと何言ってるかわかんない、こういう場面もたくさんあったと思います。私たちは、事実と道理に基づいて現場の実態や当事者の声をぶつける。それに対して、いかに政治が不誠実か、正面から向き合っていないか、それを論戦で明らかにしたい。
同時に、国会質問を通じて政治を一歩でも前に進めたい。こういう思いで国会に挑んでいます。この仕事を引き続き担わせていただけることを大変嬉しく思います。
戦争しないと誓った憲法9条に、自衛隊を書き込むと自民党は言います。しかしその自衛隊は災害救助や専守防衛の自衛隊ではありません。敵基地攻撃能力で先制攻撃する、集団的自衛権でアメリカとともに戦争する、攻撃をする自衛隊です。戦争する自衛隊を憲法に書き込み、日本を戦争する国に変えていくたくらみを許してはいけません。
憲法9条を私たちが変えてしまったら、とりわけアジアの国々に対してどんなメッセージになるでしょうか。戦争しない誓いをやめてしまう。そういう印象を与えることになるのではないでしょうか。そんな選択をしてはならないとわたしは考えます。
憲法が希望と掲げてきました。暮らしに平和に憲法を徹底的に生かすために、わたくし山添拓と日本共産党は、全力で多くの方と力を合わせる決意です。
あなたの声を国会に届け、論戦を通じて政治を動かす。希望ある日本をご一緒に切り拓くために、全力をあげます。
(「しんぶん赤旗」2022年7月12日付より)