コロナ医療体制強化を 都に共産党都議団 緊急の要請

PCR検査速やかに

黒沼副知事(左)に申し入れる(右へ)藤田りょうこ、原のり子、大山、福手ゆう子の各都議=15日、東京都庁

日本共産党東京都議団は15日、東京都の小池百合子都知事にあて、新型コロナ感染症の急拡大から都民の命を守るための医療に関する緊急の申し入れを行いました。

申し入れではオミクロン株の亜系統BA.5による感染が急拡大し今の増加比のままでは27日には5万人を超えるとされていると指摘。緊張感を持った対応を求めました。

新規陽性者数の増加をできる限り抑制し、コロナ患者もコロナ以外の患者も必要な医療が受けられる体制を確実に確保することを求め、▽症状のある人が速やかに検査を受けられるよう体制を強化▽定期的なPCR検査を行う事業所への支援▽病院職員への体制確保への支援を強力に行うこと▽軽症や無症状者から家族への感染を防ぐため速やかに宿泊療養施設での受け入れ体制を確保する―などを要望しました

大山とも子都議は、症状はあるのにPCR検査を受けられたのは発症から3日目という事例がすでに発生していると指摘。「医療機関はすでに混み合っていると医師から話を聞いています。すぐに体制強化を検討してください」と求めました。応対した黒沼靖副知事は「知事にしっかり伝えます」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2022年7月16日付より)

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