「政治をうごかす希望ある」
日本共産党の全国スポーツ後援会は24日、参院選の経験交流会を都内で開きました。会議には山添拓参院議員が出席し、あいさつしました。
山添さんは、街頭演説にかつてないくらいの人が集まり、あらゆる世代が立ち止まってくれたことや、「9条を守ってほしい」「政治を本当に変えたい」と一歩踏み出して駆けつけてくれたボランティアの思いを紹介。「そこに民主主義の底力、政治を動かす希望があると感じた。選挙後の情勢は劇的に変化している。どんどん打って出て、変化を本物にするために頑張りたい」と決意を述べました。
山添事務所の坂井和歌子事務局長がボランティアとともにたたかった参院選の経験と教訓を報告しました。事務所ではのべ745人のボランティアが証紙貼りやビラ折り、電話かけなどで活躍。子どもが習い事に行っている間や仕事の合間に来てくれる人もいました。1万枚の証紙貼りはTwitterで募集を告知すると帝国前から並んで待ち、2日間の予定がわずか3時間で終了しました。坂井さんは「お手伝いではなく、主権者として一歩踏み出してたたかう人たち。みんなで勝ち取った勝利なんだな」と語りました。
東京の党と後援会は、反共攻撃とウクライナ侵略を契機とした大逆流に対して、市民の疑問にどう答えるか学習会を無数に開き、街頭宣伝にいかしてきたことを示し、「党全体のたたかいの成果」だと強調しました。
ボランティアが政治に関心を持つきっかけは映画や文化が多かったことを挙げ、「スポーツもきっかけになりうる」と坂井さん。「みなさんの近くにもいる。『これをやってほしい』と訴えれば絶対応えてくれる。それを実感した」と話しました。
党スポーツ委員会責任者の畑野君枝前衆院議員が参院選の総括と教訓を明らかにした第6回中央委員会総会決定を説明。党創立100周年記念、統一地方選挙勝利・党勢拡大特別期間にふれ、「後援会のみなさんもぜひ、協力してほしい」と訴えました。
経験交流会では、同後援会代表委員でもある福島宏子港区議が、統一地方選挙選への決意を表明しました。
(「しんぶん赤旗」2022年8月26日付より)