品川区長選 村川氏が立候補表明
東京都品川区長選(25日告示、10月2日投票)に立候補を表明した元日本社会事業大学教授の村川ひろかず氏(75)=無新、日本共産党推薦=は、9日の記者会見で「開発優先の現区政を根本的に転換し、羽田新ルート撤回を国に求める」と訴えました。
村川氏は「羽田新ルートは住民が困っているとはっきり国に伝え、撤回を求める」と強調。長年福祉に携わってきた経験から「地域密着型の福祉サービスや公的な保育サービスを充実させ、コロナ対策へ保健所を抜本強化する」と訴えました。
区長選の争点を「大型開発優先で国の言いなりの現区政を引き継ぐか、転換するかだ」と強調しました。
「村川ひろかずさんと新しい品川区政をつくる会」の原田泰雄会長は「羽田新ルートなど都政国政から押し付けられた問題は住民の生活を破壊するものだ。それにYESの現区政に対し、NOと言える区長を実現したい」と語りました。
区長選は濱野健現区長の引退により、村川氏と自民党区議の石田秀夫氏ら計新人5人が立候補の予定です。
(「しんぶん赤旗」2022年9月13日付より)