東京 新宿区
11月6日告示、13日投票の東京都新宿区長選で「多様性のある優しい新宿をつくる会(準備会)」は16日、元区議・トランスジェンダー行政書士の、よだかれん氏(50)=無新=を擁立すると発表し、記者会見しました。
よだ氏は「小さき声に耳を傾け、日本国憲法の理念を生かした区政を実現する」と語りました。
区長選には、よだ氏のほかに現職の吉住健一氏(50)=無所属、自民、公明推薦=が立候補の予定です。
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よだ氏 会見で決意「子どもたちに誇れる区政に」
東京都新宿区長選(11月6日告示、13日投票)に立候補を表明した元区議・トランスジェンダー行政書士の、よだかれん氏(50)=無新=は16日、記者会見で「小さき声に耳を傾け、情報公開と説明責任を果たし、子どもたちに誇れる区政をつくる」と訴えました。
よだ氏は、性的少数者が求めてきたパートナーシップ制度創設に現区政が背を向け、デモを規制し、高齢者施設を一方的に廃止するなど区民の声を無視する区政を行ってきたと批判。「小さき声をすくいあげ、憲法の理念を実現し、誰もが生きやすいい区政に変える」と強調しました。
よだ氏は、事実婚も対象にした区独自のパートナーシップ制度を創設し、デモ規制を廃止し、性的少数者やひとり親家庭、DV被害者や子どもとった弱い立場にある人を支援し、区民の声を反映する区政の実現を訴えました。
区長選には、よだ氏と現職の吉住健一氏(50)=無所属、自民、公明推薦=が立候補を表明しています。
(しんぶん赤旗2022年9月17日付)