地場野菜 給食活用を

東京都議会 清水氏が促進要求

質問する清水とし子都議=29日、東京都議会(しんぶん赤旗提供)

日本共産党の清水とし子東京都議は29日、都議会一般質問で、学校給食への地場野菜の活用促進支援や補聴器購入補助制度の拡充などを都に求めました。

清水氏は、東京の農業政策を促進するうえで学校給食の重要性を指摘し、地場野菜の学校給食への活用を通じて、食育の促進、地産地消、持続可能な農業を推進していくべきだと強調。「都の農業振興プランの見直し作業では、持続可能な農業の取り組みのなかで学校給食との連携が議論されている。都の今後の農業施策を抜本的に強化・拡充すべきだ」と求めました。

小池百合子知事は、「学校給食への提供など地産地消を推進する。持続可能な東京農業の実現にむけて施策を展開する」と答えました。

清水氏は、農家と学校の栄養士をつなぐコーディネーターの配置や、地場産の野菜を利用しやすくするための財政支援、生産緑地を活用する制度の拡充などを提案しました。

また、補聴器の購入費補助制度について、「聞こえの相談会」など、聞こえづらさを抱えた人を医療につなぐ自治体の取り組みの支援を都に提案。日野市元副市長の汚職問題について、都の監督責任をただしました。

(しんぶん赤旗2022年10月1日付より)

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