日本共産党東京都品川地区委員会は18日、11月27日告示(12月4日投票)の品川区長選再選挙と区議補選(定数2)で、区長選には立候補を表明した「新しい品川区政をつくる会」の村川ひろかず氏(75)=無新=を推薦し、区議補選には土田英夫氏(70)=新=を擁立すると発表しました。再選挙は、10月の選挙で当選に必要な法定得票(有効投票総数の4分の1)に届いた候補者がいなかったため行われるもの。
同地区委員会は声明で、羽田新ルート撤回に背を向け、23区最低の福祉で区民を苦しめ、住民追い出しの巨大開発を推進してきた濱野健区政を受け継ぐのか、転換するのかが前回選挙の最大争点となったと指摘。区政の転換を掲げ「品川に福祉の心を取り戻す。国にはっきりと羽田新ルート撤回を迫る」と訴えたのは村川氏だけだと強調しました。
品川地区委員会は、区民の立場に立った共同を発展させて、村川区長候補と土田区議候補の勝利へ全力を尽くすと訴えました。
前回区長選には、村川氏と自民党区議ら新人計6人が立候補しました。
(しんぶん赤旗2022年10月19日付より)