米軍横田基地(東京都福生市など)所属の空軍特殊作戦機CV22オスプレイが和歌山県白浜町の南紀白浜空港に緊急着陸(10月20日)した問題で、日本共産党都議団(大山とも子団長、19人)は24日、オスプレイの飛行中止を米軍と日本政府に求めるよう、小池百合子知事あてに申し入れました。
申し入れで和泉なおみ幹事長は、CVオスプレイがエンジンとローターとを接続するクラッチの不具合で、8~9月に米軍が全機を飛行停止したことを指摘。「クラッチ不具合について、米空軍は機体の問題を未解決としている。重大事故が起きる前に、横田基地所属のCVオスプレイは飛行中止すべきだ」と述べ、▽10月20日の緊急着陸についての詳細な情報提供▽横田基地所属のCVオスプレイ6機の飛行中止と撤去▽日米地位協定を改定し、緊急着陸の原因調査を日本政府が行えるようにする―ことを求めました。
武市敬副知事は「安全確保を最優先に取り組む。申し入れ内容は関係者で共有する」と答えました。
(しんぶん赤旗2022年10月25日付より)