斉藤都議せまる
日本共産党の斉藤まりこ東京都議は24日、都議会各会計決算特別委員会で、都立高校の入試にベネッセの英語スピーキングテストを導入しようとしている問題で、昨年度のプレテストの最終報告書をもとに具体的なトラブルを示し、中止を迫りました。
斉藤氏は、プレテストで不具合が報告されたタブレットは193台、136人が別室対応になったと指摘。滝沢佳宏指導推進担当部長は「指摘の通りだ」と認めました。
斉藤氏は「少しでもタブレットの動作が悪ければ子どもたちは回答できず、心理的負担が大きい。問題がなかったとは言えない」と批判しました。
斉藤氏は、試験監督の運営ミスや人権感覚に欠いた発言など多くのトラブルが報告されたと強調。背景に「履歴書不要」「経験不問」と1日限りのアルバイトとして募集された人が適切な研修も受けずに試験監督に採用されていると指摘しました。
また、プレテストで何も話さないにもかかわらず、得点がついた事例を紹介し、他人の声を機会が拾った可能性を指摘。滝沢氏は「あり得ない」と調査もせずに答えました。
斉藤氏は、都民、保護者、専門家の批判の声を直視し、スピーキングテストを中止するよう重ねて求めました。
(しんぶん赤旗2022年10月26日付より)
#英語スピーキングテスト について質疑!
プレテストでのミスやトラブルについて、都民の公開質問状に答えず隠していたことが、都民の開示請求から明らかに!
なぜ隠していたのか、聞いてもすり替えの答弁で、まともに答えず、教育長に質しても答弁しませんでした!
教育機関としてありえない😣! pic.twitter.com/icom0QaX1G— 斉藤まりこ🌈日本共産党・都議会議員 (@tsukuttenet) October 24, 2022