東京
東京都品川区長・区議補選(11月27日告示、12月4日投票)で、新しい品川区政をつくる会は22日、区民による討論集会を開き、同会の村川ひろかず区長候補(75)=無新、日本共産党推薦=が「濱野健区政を根本から転換し、品川に福祉の心を取り戻す」と決意を述べました。
村川氏は、大型開発に数千億円の税金をつぎ込む一方で、福祉は23区最低レベルの現区政を批判。特別養護老人ホームや障害者施設などを早急に整備し、区が責任を持って公立公営の保育園を守り、新型コロナ対策へ保健所を抜本的に拡充すると訴えました。
また、都心を低空飛行する羽田新ルートに「データを示して国に直接撤回を申し入れる」と表明しました。同会の原田泰雄会長は「再選挙の争点は濱野区政を継承する他候補か、抜本転換する村川氏を区長にするかだ」と強調しました。
区民からは再開発は中止を」「新ルート撤回を明言しているのは村川氏だけだ」「濱野区政を継承する他候補に福祉の拡充はできない」などの声が上がりました。
日本共産党の土田英夫区議候補(70)=新=が参加し「コロナと物価高で生活苦の人がいる。村川氏を区長にし、それを支える区議団を大きく」と訴えました。
(しんぶん赤旗2022年10月26日付より)