日本共産党の田村智子参院議員は10日、離島振興法の改正に向け、オンラインで東京都内の各島をつないで島しょ地域の党議員、島民と懇談しました。同法は今年度松が起源となっており、改正・延長は10年ぶりです。
参加者からは「島外への通院費、滞在費の補助、医師や看護師の確保と診療科の充実を」「水の確保には水道脱塩処理等が必要なので、高額になる水道料金の支援を。水道の配管工事に都や国の助成を」「離島振興法は島で暮らし続けられるように、医療、教育、介護などの格差をなくすための法律。国全体の力で格差をなくすことが大事だ」などの声が寄せられました。
田村氏は「生活保障をどうするか、町や村の自助努力ではどうしようもないところまできている。医療、介護など格差是正のためにこれからもしっかり取り組んでいきたい。10日発表した『緊急提案』にも盛り込んだ通り、漁業、農業の直接支援など離島の抱える問題も大いに要求し、皆さんと一致団結して頑張る」と語りました。
大島、利島、三宅島、御蔵島の議員らが参加。新島村の綾とおる村議や八丈島の関係者が要望を寄せました。
(「しんぶん赤旗」2022年11月15日付より)
※離島振興法に関する田村智子議員の質問がきょう(11/15)参議院 国土交通委員会でおこなわれます。10:45 ~ 10:55(10分)の予定。視聴は参議院ネット中継で。