横田基地にオスプレイはいらない東京大集会が13日、福生市内であり、約900人が参加しました。主催はオスプレイ反対東京連絡会。
横田基地の撤去を求める西多摩の会の寉田(つるた)一忠事務局長は、CV22オスプレイは対テロ対策や要人暗殺などの特殊作戦のための軍用機だと説明。「米国本土以外では日本と英国にしか配備されていない。オスプレイと一緒に特殊作戦部隊も米国に追い返そう」と述べました。
日本平和委員会の千坂純事務局長は、台湾有事を念頭に置いた日米演習について、米軍の攻撃に参加することになれば日本全土が攻撃対象になると警鐘を鳴らしました。
高校生が核兵器禁止条約批准を求める署名行動を紹介。「先生が『若い人が行動してくれてうれしい』と言ってくれ友達にも声をかける勇気をもらった」と発言しました。
日本共産党の田村智子副委員長、社民党都連の青山英雄代表がスピーチ。立憲民主党の塩村あやか参院議員、れいわ新選組の櫛淵万里衆院議員がメッセージを寄せました。
共産党の国会質問に防衛省幹部が、オスプレイのクラッチの不具合を知ったのは沖縄配備前の2010年だと答弁し、後日、16年に知ったと答弁を訂正したことについて田村氏が批判。「米国防総省を防衛省と読み違えたというが本当か。そうだとしても米軍は不具合を隠したことになり日本が抗議すべきだ」と述べました。
尾崎あや子、清水とし子、曽根はじめの各都議も参加。集会後参加者はアピール行進しました。
(しんぶん赤旗2022年11月15日付より)