東京都交通局は25日、都営地下鉄大江戸線で来年1月18日から朝のラッシュ時間帯に女性専用車両を導入すると発表しました。
女性専用車両を導入するのは、光が丘駅(練馬区)を午前7時~8時半に出発する列車26本と、都庁前駅(新宿区)を午前7時15分~8時15分に出発する14本。8両編成のうち中央部の1両を女性専用車両にします。
同局は本誌の取材に「学校の冬休み期間を挟んで周知を行い、導入したい。この時期は受験シーズンでもあり、痴漢などの迷惑行為への対策として車内放送や警備の強化を併せて取り組みたい」としています。
日本共産党都議団は、女性専用車両の導入・拡大を質問や申し入れで繰り返し提起。インターネットでのアンケート調査を行い、85%の人が女性専用車両の利用を希望していることを示し、都に決断を迫ってきました。
同局も3月、都営大江戸線への女性専用車両導入の検討を表明。都議会は10月、都営地下鉄の全路線・全編成に女性専用車両導入を求める陳情を趣旨採択していました。
(しんぶん赤旗2022年11月30日付より)
来年1月に都営大江戸線に、女性専用車両が導入されます❗️❗️
大事な一歩✊🏻😇2年前の質問時からの都の認識や対のは変化は感慨深い。多くの関係者が声をあげて作った変化です。
目の前の痴漢加害防止とともに、ジェンダーに基づく暴力の根を断つため今後もがんばります。https://t.co/XKAOG9zDHU pic.twitter.com/cBrh16iwRY
— 米倉春奈(豊島区選出の都議・日本共産党) (@yonekura_haruna) November 25, 2022