東京母親大会900人参加

2022年東京母親大会が18日、「憲法施行75年 いのち・くらし・人権・日本国憲法こそ希望」をテーマに浅草公会堂で開かれ、900人が参加しました。

東京母親大会のフィナーレ=18日、東京都台東区

弁護士で気候ネットワークの浅岡美恵理事長が「止めよう気候危機 すすめよう自然エネルギーへの転換を」と題して記念公演。「世界は石炭ゼロに向けすすんでいるのに、日本は火力発電所を増やそうとしている」「水素・アンモニア混焼はCO2削減の効果がなく、高コストで電気料金値上げの要因になっている」と報告。気候変動に対する訴訟が各国で多数起きており、国や企業に排出量削減を義務付ける判決がでなくるていることを紹介し「おかしいと声をあげ、政治を変えていきましょう」と呼びかけました。

また、シンガ・ソングライターの橋本のぶよさんの歌声や、阿佐ヶ谷姉妹風に憲法やジェンダー問題をわかりやすく話す四谷姉妹(弁護士の2人)の話に会場が笑いにつつまれました。

「母親運動を学び未来へ行動し続ける」では、1955年アメリカの水爆実験に抗議して「子どもたちを核戦争から守ろう」と署名活動を開始した母親たちの歴史を学習。平和な世界を求める運動や気候変動に危機感をもって活動を始めた若い世代が発言しました。

(「しんぶん赤旗」2022年12月27日付より)

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