日本共産党の田村智子参院議員・副委員長は8日、東京都渋谷区で「統一地方選がんばろう!保育のつどい」に出席し、「岸田政権の大軍拡を中止し、権利としての社会保障を取り戻そう。共産党そのものを大きくし、統一地方選で勝利しよう」と呼びかけました。
東京保育の会の佐々木和子さんは「軍拡よりも子どもたちのために予算を使ってほしいとの思いを共有し、統一地方選を勝利したい」とあいさつしました。
田村氏は「大軍拡を許すなをあらゆる要求の結節点にしていく。統一地方選の大争点にしよう」と強調。来年度予算案で軍事費が今年度より89%なのに対し、保育を含めた社会保障は1.7%しか増やしていないと批判しました。
田村氏は、日本で少子化が進んだ原因は「子育てを家庭の自己責任にしてきたことと、ジェンダー平等をわきに置いたことだ」と強調。保育士の配置基準や施設基準を改善し、公立保育園廃止を許さないためにも共産党を大きくと訴えました。
斉藤まりこ東京都議は「来年度予算案は過去最高にもかかわらず、保育の問題など都民要求に背を向けている。保育の質と量の両立へ、統一地方選で勝利し、国民置き去りの大軍拡を変えていこう」と語りました。
(しんぶん赤旗2023年2月14日付より)