2023統一地方選 シーズン2
共産党予定候補 挑戦への思い
「子どもたちの日常の中で、『戦争になったらどうしよう』という会話が普通に交わされています。『大丈夫だよ。未来は平和だよ』って言ってあげられる、希望のある未来にしてあげたい」。こう話すのは目前の調布市議選(定数28)に、むとう千里市議からバトンを受け取る田村ゆう子さん(37)です。子どもたちと関わる仕事を辞めての挑戦です。日本共産党(現有4議席)は、田村さんともう一人の新人、藤田つとむ氏、現職の岸本なお子氏(5期)、坂内淳氏(1期)を含め4人全員の当選を目指します。
田村さんは卒業以来、ずっと子どもたちと関わり、福祉の現場で働いてきました。
9年前、父親が亡くなったのを機に幼稚園教諭を退職し、神戸市から母親とともに上京。調布市内の児童福祉施設に就職しました。仕事にもやっと慣れ始めた頃、新型コロナウイルスが施設を襲います。
「コロナ感染が急拡大した時期は、本当に大変でした。濃厚接触者になれば小学生でも隔離しないといけないので、かわいそうでとてもつらかった。困ったのは保健所の検査が遅いことでした。クラスターを防ぐには検査は欠かせません。保健師さんは一生懸命に対応していても、職員が少なすぎて追いつかない。今では調布市に保健所を設置してほしいというのは、超党派の要求になっています」
新型コロナウイルス感染の急拡大で福祉の現場が大変な時に、国、都は東京五輪の開催へ動き出します。
希望ある未来をあげたい子どもに関わる仕事ひとすじ
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