共産党ジェンダー平等委
日本共産党ジェンダー平等委員会は8日、東京・新宿駅東南口で平和とくらし、ジェンダー平等をめざす党の政策、立場を訴える街頭宣伝を行いました。
仁比聡平参院議員は、婚姻の平等をめぐり、世論調査では「同性婚」の法制化を認める声が7割に上る一方、政治が背を向けていると批判。「皆さんが願っているのに政治、とりわけ政権が壁になっている。国会で立法していくために一緒に大きな声を集めていきたい」と訴えました。
また、岸田政権が推し進めている「戦争する国づくり」について、力による問題解決を容認する社会は女性に対する暴力を増幅させてしまうと指摘。「戦争の準備ではなく、平和の準備こそ自分らしく生きていくことができると確信し、手をつなぎあっていこう」と呼びかけました。
原純子東京都議は、「家庭や地域、学校、会社、そして法律、条例などあらゆるところに男性優位がはびこっている。女性の政治参加をもっと増やし、政治を変える必要がある」と話しました。
高月まな新宿区議は「新宿を性搾取のない街にしたい。地方政治からなんとしても、ジェンダー平等の流れを起こしていこう」と訴えました。
アメリカンスクールに通う10代の女性は「日本のジェンダー平等は遅れていると感じる。ジェンダー平等の訴えを聞くのも珍しい。だから今日聞けてうれしかった。ぜひ差別のない社会へと進めてほしい」と話しました。
(しんぶん赤旗2023年3月9日付より)