朝鮮学校に補助金を
都議会委員会 とや議員が追及

質問する、とや英津子都議=13日、東京都議会(しんぶん赤旗提供)

日本共産党の、とや英津子、青柳有希子両東京都議は13日、都議会文教委員会で都内朝鮮学校の補助金停止の解除や平和祈念館の建設、障害者スポーツ施設の運営改善などを求めました。
とや都議は、都が私立外国人学校に出している教育運営補助を朝鮮学校にのみ停止していることについて、昨年制定した東京都こども基本条例に照らして、排除は許されないと批判。補助金の停止がヘイトを助長し、子どもたちを危険にさらしていると強調し「マイノリティーの子どもの権利保障は大切ではないか」と都をただしました。
戸谷泰之私学部長は「多様な人々の人権が誰ひとり取り残されることなく尊重されることが重要」と答弁。とや都議は「都が本気で人権を尊重し、こども基本条約を実践することが重要だ。それが誤った認識の解消につながる」と補助金交付を求めました。
また、凍結中の平和祈念館建設を求める声が大きくなっていると指摘し、建設に向けて都が議会に提案することを求めました。

障害者スポーツ施設運営改善を
都議会委員会 青柳都議

質問する青柳有希子都議=13日、東京都議会(しんぶん赤旗提供)

青柳都議は都の障害者スポーツセンターについて、利用制限を見直して障害者が利用しやすくすることやサポートスタッフの雇用維持を求めました。
また、2月の同委員会で共産党を含む複数の都議への悪質なヤジで質疑を妨害した都民ファーストの伊藤悠都議が謝罪しました。
(「しんぶん赤旗」2023年3月15日付より)

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