ジェンダー平等推進
東京都足立区長選(5月14日告示、21日投票)に立候補を表明した大学非常勤講師で「人に優しいまちをつくる足立の会」の西山ちえこ氏(65)=無所属新=は3月30日、記者会見で「ジェンダー平等の立場から区政を立て直す」と訴えました。
西山氏は、足立区や台東区などで審議会や委員会のメンバーを歴任。ジェンダーやLGBT、地方自治などの市民運動に参加し「足立・性的少数者と友・家族の会」の共同代表を務めています。
西山氏は、区議会で自民党区議がLGBT差別発言を繰り返すなど、長期の自公区政のもとで区政がよどみ、男女共同参画政策も後退していると批判。ジェンダー平等は区政の主要課題すべてに関わると述べ、大型開発優先・民営化路線を見直し、「みんなで一緒に豊かな足立区をつくろう」と語りました。
また、区政と統一協会との癒着を断ち切り、国民健康保険料の負担軽減や「生きがい奨励金」の復活、小学校の給食費無償化などを訴えました。
区長選は西山氏と現職の近藤弥生氏(63)=無所属、自民党推薦=が立候補の予定です。
(「しんぶん赤旗」4月5日付より)