練馬と豊島 田村氏が強調 党伸ばし給食無償化へ

かきうち信行区議候補(右)とともに訴える田村智子副委員長=9日、東京都豊島区(しんぶん赤旗提供)

田村智子副委員長・参院議員は、東京都練馬区と豊島区で街頭演説し、「区議選で共産党を伸ばし学校給食無償化の実現など暮らしを守り、大軍拡・大増税反対の声を示そう」と訴えました。

田村氏は、共産党が区政・都政でも国政でも住民運動と結んで、学校給食無償化を繰り返し提案し、「法律でも自治体の負担軽減を禁止していない」との政府答弁を引き出し、無償化が広がったと紹介。若者の奨学金返済負担の軽減と高等教育の学費半減、住み続けられる地域の実現へ住宅手当の拡充や公共住宅の建設などの政策を示し、「暮らしと権利を守るのが自治体や公共の役割だ。公共を削り自己責任を求めてきた自公・維新の政治の破綻は明らかだ」と強調しました。

田村氏は共産党の日中外交提言を紹介し、「大軍拡で分断と対立を強めるのではなく、徹底した対話の外交で戦争にさせない関係をつくることこそが必要だ」と述べました。

練馬区では、やくし辰哉区議候補、豊島区では、かきうち信行区議候補も訴えました。

練馬区で訴えを聞いた会社員(55)は「田村さんの国会中継を見ている。物価が上がるのに賃金が上がらない政治はおかしい。頼りになるのは共産党だ」と話していました。

(「しんぶん赤旗」4月10日付より)

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