東京の下町 「生活と平和守る」

4女性区長候補 並び訴え

東京の下町女性4区長候補の共同宣伝で訴える(左から)さねふじ、西山、あしざわ、橋本の各区長候補=8日、東京・墨田区(しんぶん赤旗提供)

女性区長の誕生で生活と平和を守るとりでに―。東京の下町と呼ばれる地域で区長選に立候補する4人の女性たちが8日、東京・墨田区の錦糸町駅前で共同宣伝を行いました。

訴えたのは、墨田区のさねふじ政子、江東区のあしざわ礼子、足立区の西山ちえこ、北区の橋本やすこの各候補。女性で無所属、市民派という共通点があります。前日の北区で行われた宣伝に続いて並び立ちました。

4候補はそれぞれ、「墨田区は東京23区で唯一、学校給食費を値上げした。生活を大切にしない区政を変えたい」(さねふじ氏)、「東京大空襲で江東や墨田は焦土と化した。『平和都市宣言』を生かした、平和と人権を守る区政を」(あしざわ氏)、「東京23区で平均収入が低いこの4区で女性はさらに低い生活水準にある。よどんだ区政の刷新を」(西山氏)、「(ジェンダー平等を求める)女性の願いや世界の流れに耳を傾けない区政でなく、悪政の犠牲になった声に寄り添いたい」(橋本氏)と訴えました。

「区民によりそう江東区長を誕生させる会」代表で弁護士で元日弁連会長の宇都宮健児さんも訴えました。

(「しんぶん赤旗」4月10日付より)

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