東京都板橋区長選(16日告示、23日投開票)への立候補を表明した「チェンジいたばし・区民の会」の佐久ひろみ氏(61)=無所属新、日本共産党推薦=は11日の記者会見で、「大軍拡に暴走する国政から区民を守りたい。大規模開発優先の区政を、福祉を守る区政にてんかんしたい」と語りました。
佐久氏は広島市出身者として平和を願い、安倍政権の戦争法を許さない演劇人の活動に取り組んできたと自己紹介。コロナ禍で中小企業・個人事業主や文化芸術への支援がない中、「暮らしと営業の困難が広がる区民一人一人の声をすくい上げるのが政治の役割だと感じた」と述べました。
現区政が国民健康保険料、介護保険料、施設使用料の負担増を区民に押しつけ、1,144億円もため込む一方、大手デベロッパーのための大規模開発には多額の区財政をつぎこんでいると告発。
「区民の税金は区民のために使う区政に変えたい」として
●学校給食の無償化
●医療・介護の負担軽減
●大規模開発を住民参加で見直す
●安易な民営化を見直す
などの政策を訴えました。
(「しんぶん赤旗」4月12日付より)