都営バス使いやすく 住民と党が停留所移設要求 文京区

バス停移設を求める署名を提出する人たち。左から福手都議、金子区議=7日、都議団控室

東京都文京区内の都営バスの停留所を、使いやすい場所に移してほしいという要望が住民から出ています。この問題で、金子てるよし区議と福手ゆう子都議は7日、住民とともに334人分の署名を東京都交通局に提出しました。

住民は「次のバス停と近すぎて高齢者が困っている」「近隣の商店やお寺の住職から、ぜひ移設をという声が出ている」と訴えました。

このバス停は同区の向丘2(御茶ノ水方面)。2013年ごろ、工事のため御茶ノ水駅方面へ一時移転し、次のバス停との間が100メートルに接近しました。以来、金子区議は、小竹ひろ子都議(当時)、福手都議を通じ「白山上寄りに戻せば、みんな助かる」と伝えてきました。

昨年10月17日には、住民らが都交通局に「同バス停の位置を白山上方面に移してほしい」と要望。その後、福手都議の聞き取りで、都が三井住友銀行白山支店前の歩道にバス停設置を打診していたことが判明しました。

今回の要請で、都交通局自動車部事業改善担当課の岩下政臣課長は「銀行の支店前に設置した場合のバス停図面を銀行に渡し、本店の決裁を待つ」段階にあると説明しました。住民らは、引き続き署名に取り組むとしています。

(「しんぶん赤旗」4月13日付より)

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