小池書記局長 公明新聞のデマに反論
日本共産党の小池晃書記局長は19日、東京都内で演説を行い、公明党が公明新聞(15日付)に、品川区で実現した補聴器購入費助成は共産党の成果だというのはデマで、助成は公明党の尽力で実現したとする記事を掲載し、名指しで共産党攻撃を行ったのに対し、「品川区で共産党は助成を求める住民の8回の請願すべてに応え、徹底した議会論戦を行ってきた。それらに全部反対してきたのは公明党ではないか」と反論しました。
小池氏は、同記事の「請願採択に賛成しなかった公明党などが、助成実現を妨害したかのように書いている」との記述を引用。「語るに落ちるとはまさにこのことだ。請願に反対したのだから、妨害ではないか。公明党が請願に賛成していればもっと早く助成が実現したはずだ」と痛烈に批判しました。
また、共産党が請願の都度、さまざまな論文や研究データ、厚生労働省の提言を根拠に「補聴器がどれだけ生活の質を変え、喜びになるか」「認知症予防にもなる」と訴えて実現を求めたのに、公明党が「2、3万円でインセンティブ(後押し)になるのか」と反対してきたのは「妨害そのものだ」と強調し、「そう言うなら、各地で共産党が求めている助成額の大幅引き上げに、公明党も賛成すべきだ」と述べました。
(「しんぶん赤旗」4月20日付より)