自公維の悪政に審判を
大接戦・大激戦のまま最終盤を迎えた東京都北区長・区議選で日本共産党の田村智子副委員長が21日、橋本やすこ区長候補(70)=無所属新、共産・社民・新社会推薦=の必勝、共産党区議候補8氏全員当選のため田端駅前で宣伝しました。
橋本区長候補は、コロナの中で苦しむ住民への支援活動の経験にふれながら「最大多数のための最大幸福をめざすのが政治の役割」と訴え。本田正則区議候補(69)は、物価高への支援対策として区内納税者の半数に届く1人3万円の給付金を実現させたいと表明しました。
田村氏は、岸田政権の大軍拡・大増税と子育て支援策は両立しないと述べながら、かつて北区が軍事都市だったことを紹介。「北区を平和都市に変えようと呼びかけ続けているのが共産党の本田さん。平和の議席、市民の暮らしを守るためにも絶対に失うわけにいかない」と支持の輪を広げに広げてほしいと力を込めました。
北区が住民合意を無視したタワーマンション開発に熱中していることについて、「大型開発よりも市民の生活を権利として守ることが一番大切な区政の役割。橋本区長勝利と共産党の8人全員当選で、区民が動かす新しい政治に変えよう」と呼びかけました。
演説を聞いていた会社員(33)も「北区をタワーマンションに住める人だけのまちにしてほしくない。共産党に勝ってほしい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」4月22日付より)