米軍機 飛行中に部品紛失 東京・横田基地「原因究明を」 都などが要請

在日米軍横田基地(福生市など東京・多摩地域5市1町)のC12輸送機が飛行中に部品を紛失していたことが21日、わかりました。東京都と周辺市町でつくる連絡協議会は、米軍と防衛省に原因究明と再発防止、対応がはかられるまでの同機種の飛行停止、点検強化や安全確保の徹底を要請しました。

同基地の米空軍第374空輸航空団が防衛省北関東防衛局を通じて19日に周辺自治体に提供した情報によると、紛失したのは航空機の進行方向や位置を確認するための翼端灯(航行灯)のレンズで大きさ約25.4センチ×約10.16センチ、重さ約907グラム。18日午前9時26分~11時34分の飛行後の点検で紛失がわかりました。米軍は紛失場所などは不明とし、飛行経路は「運用の安全上、詳細は公表できない」としています。

横田基地の監視活動を続けている羽村市の羽村平和委員会によると、同時間帯にC12輸送機1機が基地西側を旋回しながらタッチアンドゴーを繰り返してたといいます。

(「しんぶん赤旗」4月22日付より)

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