多数激戦の東京江東区議選(定数44、立候補59)で、日本共産党は早期の学校給食無償化をかかげ、現有3から6議席をめざします。
江東区は、今年度中に給食費を無料化すると発表。これについて”予算に反対した共産党に実績を語る資格はない”と宣伝する政党があり、共産党の票はがしに必死です。
西部ただし候補(31)=新=は街頭で「自民・公明・民政クラブのオール与党は、福祉切り捨ての区調提案になんでも賛成。給食費の値上げにも賛成しました。共産党区議団は住民の皆さんと力を合わせ、議会で17回も質問し無料化を求めてきました」と話します。
貧困体験が原点の西部氏。妹が中学生の時、両親は病気で学校給食費を払えず「払わなければ卒業させない」と先生に言われました。
「もうこんなつらい思いはしてほしくない。無料化を公約に、対話やアンケートでも皆さんの切実な声をお聞きしてきた。一刻も早く実現するため、議会で働かせてください」と訴えます。
演説に手をふった同区在住の女性(48)は「給食費が払えず困っている人は知り合いにもいました。共産党はブレない。がんばってほしい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」4月22日付より)