岸田政権によって戦争準備が急速にすすめられるなか、「あらたな戦前にさせない」をテーマに「守ろう平和といのちとくらし 2023憲法大集会」が憲法記念日の5月3日、東京都江東区の東京臨海広域防災公園(有明防災公園)で開かれます。
同実行委員会が主催し、総がかり行動実行委員会、9条改憲NO!全国市民アクション、戦争をさせない1000人委員会、憲法9条を壊すな!実行委員会、憲法共同センター、九条の会が共催します。(平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委員会ホームページ)
集会は今年で9回目。スローガンは「改憲発議を許さず、憲法をいかし、平和といのちとくらしと人権を守ります」と強調しています。軍拡と敵基地攻撃能力保有の閣議決定を撤回し、外交努力での平和を求めるとともに、沖縄・辺野古新基地建設と南西諸島へのミサイル基地配備の中止を要求。エネルギー危機と脱炭素社会を口実とした原発推進政策に反対し、ジェンダー平等の社会をめざすとのべ、「これら実現のため岸田政権の暴走をストップさせ、安心してくらせる社会をめざします」と表明しています。
午後1時に開会し、室蘭工業大学教授の清末愛砂さん、沖縄大学地域研究所特別研究員の泉川友樹さん、漫画家の東村アキコさんがスピーチします。各党とともに、日本共産党の志位和夫委員長があいさつします。「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」から、市民連合@新潟共同代表の佐々木寛さんが連帯あいさつ。入管法問題や鹿児島・馬毛島の軍事基地問題、性差別問題について、各分野の代表がリレートークします。
2時半から、2コースに分かれてパレードを行います。
0時半からのオープニングには、THE BASSONS(ベーソンズ)が登場。午前11時からのミニステージは、憲法、大軍拡・敵基地攻撃・安保3文書、沖縄などの問題を考える「自由に話そうトークイベント」、女性差別や性差別に声をあげようとおしゃべりする「#ウィメンズアクション Shall We デモ?」、こども憲法ひろば、「Human Music ライブ」の四つ。出展ブースも設けられます。
会場は、りんかい線国際展示場駅から徒歩4分、ゆりかもめ有明駅から徒歩2分。
(「しんぶん赤旗」4月29日付より)