❚ 東京・有楽町 山添拓議員ら訴え
入管法改悪案が自民、公明、維新、国民の採決強行により衆院本会議で可決・通過した9日、日本共産党、立憲民主党、社民党、れいわ新選組の有志議員が東京・有楽町イトシア前で法案の撤回を求める緊急街頭集会を行いました。
参加議員らは、法案は日本で暮らす移民・難民に対する人権侵害の問題を改めるものになっていないなどと批判。参院の質疑で廃案に追い込むため、当事者や国民と力を合わせていく決意を訴えました。
イトシア前に多くの市民が駆けつけるなか、移住連の鳥井一平さんは「反対とノーを言う力を私たちが持つこと。その先に互いを尊重し合う多文化共生社会が待っている」と力を込めました。
日本共産党の本村伸子衆院議員は、「人権を軽視する入管法が強行採決されてしまった。本当にくやしくて、心の中が悲しい涙であふれている。参院で廃案に追い込むため一緒に力を合わせていきましょう」と呼びかけました。仁比聡平参院議員は「廃案となった2年前とほとんど変わらない内容の法案だ」と批判。山添拓参院議員は「きょう参院に野党が対案を共同提出した。抜本的に改善していく案はすでにここにある」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」5月10日付より)