14日に告示され、21日に投票を迎える東京・足立区議選。定数45に対して67人が立候補を予定する大激戦です。日本共産党議員団は現有7議席から8議席への躍進を目指し奮闘。区内各地で政策や実績を訴え、支持の輪をひろげている候補者8氏を紹介します。
❚ 山中ちえ子(54)現
看謾師、ケアマネジャーとして約20年間、議員として2期、地域で活動してきました。宣伝をしていると子育て世代の区民などから「頑張って」と対話が弾みます。自身も高校生の子を持つ親として、子どもたちの遊ぶ公園問題は切実です。
「足立区ではボール遊びのできる公園が、68学校区中、47学校区でありません。ボール遊ぴ可能な公園を増やすため、新年度予算修正案に盛り込み提出しましたが、財源がないと否決。しかし開発には前のめりです。困っている区民のため、粘り強い論戦をし、昨年、コロナ禍での独自給付金、世帯所得200万円以下の課税世帯への臨時給付金を実現しました」
取り組みは多様な世代へ向けられています。区民と路線バス増便を求め運動。自民党は「財政支援しないのが足立区のルール」と言い交通網の充実を阻んできましたが、粘り強い論戦で2021年には商店街や地元生物園などをつなぐバス運行が社会実験として決定。区は運用の採算を図るための実験としていますが、山中候補は本格運行を目指します。
他にも長年にわたる生コンエ場の違法操業問題について、工場移転を求め住民と協力し、他の会派も巻き込み前進させています。3期目へ向けて山中候補は 「みんなに支えられて来ました。その力を自身の強さに変えて住民の声を議会に届けたい」と力強く話します。