東京都足立区長・区議選は21日投開票されます。
区長選では「人にやさしいまちをつくる足立の会」の西山ちえこ候補(65)=日本共産党・社民党・新社会党推薦=が、現職の近藤弥生氏(64)=自公推薦=と一騎打ち。積立金1807億円の一部を活用し、23区で一番高い介護保険料や、23年連続値上げの国民健康保険料の軽減、小学校給食の無償化、ジェンダー平等の区政をと訴えています。
党8候補は、区民の運動と結んだ粘り強い論戦で中学校給食の無償化を実現した実績とともに、現区政が廃止した高齢者の「生きがい奨励金」の復活や、小学校給食無償化、家賃補助、給付型奨学金、区政と統一協会との癒着の徹底解明などの政策を訴えています。
区議選(定数45、立候補64人)では共産党の、ぬかが和子(59)、はたの昭彦(60)、西の原えみ子(63)、山中ちえ子(54)、横田ゆう(62)、きたがわ秀和(54)=以上現=、小林ともよ(49)、西の原ゆま(30)=以上新=の8候補が自民・公明・維新各党などと激しく競り合っています。
各党が駅頭などで入り乱れて宣伝する中、共産党と後援会は「当落線上の激しい競り合い。西山区長の勝利で新しい区政に転換し、今度こそ党8議席を実現するため、あと一回り二回り支持を広げて押し上げてほしい」と呼びかけています。
(「しんぶん赤旗」5月20日付より)