21日投開票の足立区長選で4万1938票(得票率17.87%)を獲得し健闘した「人にやさしいまちをつくる足立の会」の西山千恵子氏(65)=無所属新、日本共産党・社民党・新社会党推薦=は、選挙結果の大勢が判明した同日夜、区内の事務所で「初めての立候補で得た学びや、広がったネットワークを生かして、引き続き区政の点検の活動に取り組みたい」と語りました。
西山氏は「選挙中に若い人たちから『ジェンダー平等の区政に賛成』との声をかけられた。立候補する以前から、自民党区議のLGBT差別発言を告発する活動や、ジェンダー平等を区政に求める陳情に取り組んできた。この活動は今後も続ける」と述べました。
高齢者の「生きがい奨励金」復活や小学校給食無償化、交通不便地域対策など選挙で訴えた政策を「必要としている人が多くいることを学んだ」と振り返り、区政を点検し変えていく活動に取り組むとしました。
「足立の会」は、西山氏の主張や選挙で明らかになった区民の切実な声は「今後の区政運営を左右する力になると確信する。さまざまな立場の人と協力・共同して区民要求実現の運動を強める」との声明を発表しました。
(「しんぶん赤旗」5月22日付より)