日本共産党全国学童保育後援会は30日、オンラインで4年ぶりに総会を開きました。
冒頭、吉良よし子参院議員が訴えました。学童保育が慢性的な人手不足で、待機児童も深刻であるにもかかわらず、政府が打ち出す「異次元の少子化対策」に、学童保育の拡充が入っているのか不透明で、「学童保育そのものを増やすことや指導員の正規化を図るものでもなく、問題の抜本的に解決につながるものではない」と批判。「軍拡ではなく暮らしに、子どもに予算を。子どもたちの未来に平和をとご一緒にこの声を広げていきましょう」と呼びかけました。
交流で、「統一地方選挙に指導員仲間が立候補し、『学童の願い実現するためには議会に送らないと』と多くの仲間が初めて選挙の応援をした。後援会を初めて知ってもらえ、これから後援会で議員懇談など楽しいことをやろうと話し合っている」(神奈川)、「県議空白を克服でき、学童を県議会でも取り上げてもらい県レベルで学童の運動を発展させたい」(愛知)、「後援会がまだないので、どうやって後援会をつくるのか経験を学びたい」(岡山)などの発言がありました。
最後に
・平和と暮らし、住民自治を守り、よりよい学童保育をつくっていくために、きたる総選挙で日本共産党を大きくすること
・それぞれの地域での後援会活動を発展させること
―などの行動提起があり、新たに4人の世話人を選出しました。
(「しんぶん赤旗」5月1日付より)