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「9条の碑」つくろう 府中つどいに250人

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東京の「三多摩初の『9条の碑』を府中につくる会」は12日、市内で「学習と講演のつどい」を開き、250人が参加しました。

つどいでは府中在住の碑(像)制作者・久保制一氏(彫刻家)が、「これまで長く『けやき平和コンサートの会』で私がデザインしてきた“アヒルを抱いた少女”の像としたい」と表明しました。なお碑の場所については市内南町の住民から「うちの敷地の一部を提供していい」との申し出がありました。つくる会は「来年春から初夏の完成をめざしたい」と宣伝や碑建設募金にいっそう力を入れる決意を強めています。

講演では「九条の会」の小森陽一事務局長が、九条の会をともにスタートさせた故・大江健三郎氏との思い出を語りました。また府中に碑をつくる運動を励まし、憲法を守り生かす「燃えたぎる思い」を周りに広めていこうと訴えました。

ジャーナリストの伊藤千尋氏は、1946年に当時の幣原喜重郎首相が米占領軍に対して憲法に「戦争放棄」を入れるよう訴えた経過を解明し、9条の意義を強調しました。

(「しんぶん赤旗」6月15日付より)

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