大軍拡より生活に|宮本徹候補が国会報告

東京・立川

聴衆とグータッチする宮本氏=17日、東京都立川市(しんぶん赤旗提供)

 日本共産党の宮本徹衆院議員は17日、東京都立川市で演説し「来たる総選挙の比例で日本共産党を大きく伸ばし、アメリカ・財界言いなりの政治から国民のための政治へ転換しよう」と訴えました。

 宮本氏は、岸田文雄自公政権が保険証を廃止し、マイナンバーカードを強制する問題で「最大の問題は高齢者や障害者など医療ニーズが最も高い人たちが医療にアクセスしにくくなることだ」と強調。マイナカード強行の背景に、自民党がマイナカードを進める大企業から巨額の企業献金を受け取り、政治がゆがめられていると指摘しました。

 宮本氏は、岸田政権が米国言いなりの大軍拡を進めるために年金に使うべき資金を軍事費に組み込んだと批判。「年金を削減しながら軍拡を進めるアメリカ言いなりの政治を変えよう」と訴えました。

 一方で、日本学術委員会に政府が介入する法案は、学者たちの声を取り上げて国会で追及し、市民との共同で成立を阻止したと報告しました。

 宮本氏の街頭演説を初めて聞いた同市の女性(77)は「共産党が奮闘して悪法を阻止したことを初めて聞いた。周りの人も知ってほしい」と語りました。

(しんぶん赤旗2023年7月18日付より)

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