陸自オスプレイ 立川への飛来ノー

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国に 宮本徹・吉良・山添氏ら

防衛省の担当者から聞き取る(正面左前列から)吉良、宮本、山添、坂井、尾崎の各氏=25日、立川市(しんぶん赤旗提供)

日本共産党の宮本徹衆院議員・東京比例候補、吉良よし子、山添拓両参院議員、坂井和歌子吉良・山添事務所長(衆院東京比例候補)、尾崎あや子都議は25日、陸上自衛隊立川飛行場(立川市)を視察し、陸自のCV22オスプレイの飛来・訓練や所属ヘリコプターによる体験搭乗(遊覧飛行)について、防衛省をただしました。周辺各市議も参加しました。

米海兵隊は21日、昨年6月に起きたオスプレイ墜落事故の調査報告書で「ハード・クラッチ・エンゲージメント(HCE)」と呼ばれるクラッチの不具合が事故の原因で、操縦者が事故の発生を予知・防止するために「できることはなかった」としました。

防衛省はこれまで陸自オスプレイについて「万が一、この現象が起きても安全に運用できる。操作手順は確立しており、教育・訓練を重ねてきた」として飛行を続けてきました。

参加者はこの間の同省の対応を厳しく批判し、「HCEの根本的原因が分かっていない。自動車で言えば、いつ故障が起きるか分からない状態だ」と指摘。人口密集地の立川市周辺で飛ぶのは危険だとして、飛行中止を求めました。

また、体験搭乗が騒音被害を起こしていることについて、土・日曜日も行われていると指摘。宮本氏が国会で取り上げた2018年以降、土日の体験搭乗が減ったものの、22年度はまた増えているとして、周辺自治体が必要最小限にとどめるよう防衛省に要請していると示し、体験搭乗をやめるよう求めました。

防衛省は「体験搭乗の回数を低減する努力を引き続き行う」としました。

(「しんぶん赤旗」7月26日付より)

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