市民・野党で都政転換都知事選 呼びかけ人ら懇談会

都知事選に向けた「呼びかけ人会議」と各地の市民運動の代表との懇談会=27日、東京都内(しんぶん赤旗提供)

来年夏に迫った東京都知事選で「市民と野党の共闘で都政の転換を」と訴える「呼びかけ人会議」(浜矩子・同志社大学名誉教授ら)は27日、都内各地で市民と野党の共闘の取り組みを進めている市民運動の代表との懇談を行いました。

呼びかけ人代表の五十嵐仁・法政大学名誉教授は「多くの樹木を伐採する神宮外苑再開発をはじめ、中学校英語スピーキングテスト、都立・公社病院の独立行政法人化、五輪汚職など小池百合子都政の問題点と、都政転換の争点について議論を深めたい」とあいさつしました。

呼びかけ人会議事務局の中山伸氏が「2020年都知事選では、呼びかけ人会議の訴えに応え、各地で市民と野党の共闘が実現。この間の区市長選でも各地で共闘が実現した」と経過を報告。2020年都知事選で健闘した宇都宮健児弁護士のメッセージが紹介されました。

各地の市民運動の代表や、区市長選で候補者としてたたかった人たちから、都知事選に向けた懇談の開催を歓迎する声とともに、「市長選で現職に1700票差に迫った。多摩地域では交通不便地域のミニバス運行と、保健所の増設が大きな課題」(日野市)、「16年間続いた前区政を転換した。投票率を上げること、緑を守り子育て戦略を政策の柱にした」(中野区)、「区長選で2000票差に迫った。区政を変えることは都政の転換にもつながる」(練馬区)などの発言が出され交流しました。

(「しんぶん赤旗」7月29日付より)

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