都選管の裁決取り消しを求め提訴
東京都選挙管理委員会が9日、4月の中野区議選で最下位当選した日本共産党の、いさ哲郎氏の当選を「無効」とする裁決を出しました。
いさ氏と0・415票差で落選した候補者(参政党)が、いさ氏の当選無効を訴えていたもので、区選管は6月、訴えを棄却。この候補者が都選管に異議を申し立てていました。
共産党中野地区委員会と、いさ氏は同日、公選法207条に基づき都選管の裁決取り消しを求め、東京高裁に提訴する意向を表明しました。
日本共産党中野地区委員会が発表したコメントは以下のとおりです。
東京都選挙管理委員会によるいさ哲郎区議の当選無効の裁決について
2023年8月9日 日本共産党中野地区委員会
8月9日に開催された、東京都選挙管理委員会において、4月23日に執行された
中野区議会議員選挙での日本共産党のいさ哲郎区議の当選が無効と裁決されました。
日本共産党中野地区委員会は、今回の裁決の内容に対して公職選挙法に基づき、東
京高等裁判所に訴訟を提起する準備をすすめます。
なお、判決が確定するまでの間、選挙結果は現状のままとなり当選人に変更はあり
ません。
以上