東京・町田 宮本徹比例候補ら訴え
日本共産党の宮本徹衆院議員・東京比例候補と党東京都町田地区委員会、町田市議団は12日、市内で宣伝し、「欠陥だらけのマイナンバーカード強制と健康保険証廃止は中止を」と訴えました。
宮本氏は国民の「マイナカード強制と保険証廃止はおかしい」という声が広がり、政府も「申請がなくても資格確認書を発行する」と言わざるを得なくなったと指摘。「認知症や重度障害を持つ人など、最も医療ニーズがある人が自ら申請・更新できず、医療を受けられなくなる最大の問題が解決されていない。資格確認書発行の手間と費用も膨大。『申請がなくても発行する』と言うなら、現行の保険証を廃止しなければよい」と批判しました。
「政治が今すべきことはマイナカード強制に巨額の費用をつぎ込むのではなく、国民の暮らしの支援にお金を使うこと」と強調。物価高騰対策や減らない年金、中小企業支援とセットでの最低賃金引き上げなどを訴えました。
参加者が、マイナ強制の是非を問うシール投票や、保険証廃止反対署名を呼びかけ。シール投票に応じた神奈川県大和市の女性(73)は「マイナは個人情報の漏えいがひどい。今まで保険証で対応できたのに、マイナは必要ない」。町田市の男性(76)は「個人情報をさらけ出すことになる。今の政権は駄目。共産党を支持しているわけではないが、共産党が一番まともな政党だ」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2023年8月13日付より)