共産党都議団が都に申し入れ
日本共産党東京都議団(大山とも子団長、19人)は31日、猛暑が続く中、老朽化したり故障したりしている学校の普通教室のエアコンを早期に更新するよう小池百合子知事、浜佳葉子都教育長宛てに申し入れました。
申し入れで白石たみお政策調査会長らは、保護者ら学校関係者から「教室のエアコンが故障し、暑くて授業にならない」との悲鳴が寄せられたこと、扇風機を回して授業を行ったものの、複数の生徒が熱中症になり、休校にせざるを得なくなった学校も出ていることを紹介。
都立学校では普通教室にエアコン設置を始めてから20年近くたち、「近年の猛暑下では故障する前に確実に更新することが必要だ」と指摘しました。
その上で、▽不具合が生じたエアコンを来年夏に間に合うよう修理・更新する▽エアコン更新が必要な学校を公表し更新計画を策定する▽営繕担当など必要な職員を増員する▽教室の窓に断熱フィルムを貼り、屋上断熱工事を進める▽区市町村立学校のエアコン更新を補助する―ことを求めました。
都教育庁の担当者は「(エアコンの故障は)命に関わる話と重く受け止めている。改修が必要な学校数は所管で把握している」と答えました。
(「しんぶん赤旗」2023年9月1日付より)